Story from Youths

ジーンズ

ジーンズは世代を超えて愛されるファッションアイテム。年齢を重ねても楽しめるのが大きな魅力ですが、穿く世代によってそのスタイルや流行りは様々です。

今回は、“Story from Youth”と題し、若い世代に大人のファッションやスタイルについて語ってもらうことで、異なる角度から大人のジーンズ像を探ります。

余裕がつくるかっこよさ

-大人のファッションとは?

「良いものを、崩さずに着る余裕があること。自分はまだお金もないからどうしても質の“良い”ものを買う余裕がない。だから今は安くてかわいいものをごちゃごちゃ着るしそれが楽しい。でも、やっぱり大人になったら良いものを長く綺麗に着たい。カジュアルなのに汚くない、そういう余裕のあるスタイルの作り方は大人には到底勝てないとおもう。」

-かっこいいと思う大人ジーンズは?

「だぼついてるのじゃなくてぴったりサイズがあったストレートがかっこいい。それかテーパード。ジーンズってたくさん出回ってるだけあって、ラインとか生地が綺麗なやつと汚いやつの差がわかりやすい。ジャケットと合わせたりしてるのをみるとかっこいいと思う。裾が余ってたり、明らかにサイズが違うもの穿いていたりするのは『ちょっと…』てなるよね(笑)。」

いやらしさはいらない

-大人のNGファッションは?

「個人的に若さを意識しすぎたり、一昔前の流行りにとらわれすぎてるファッションに魅力は感じない。あとモテを意識しすぎた感のあるやつとか。そういうのってちょっといやらしいから好きじゃない。余裕を感じないしね。これは若者からのわがままだけど、大人にはシュッとしててほしいな。」

-理想の大人ファッションは?

「好きな服を自由に着ることが一番だけど、個人的な理想は基本シンプルでちょっと上品なやつ。模様とかロゴとかがゴツゴツ入ってるのじゃなくて、無地のトップスにラインが綺麗なパンツ。 靴下の色とかバッグとか小物でアクセントが加わってくると、より「おっ」て感じで目で追っちゃう。夏だと、白Tシャツにジーンズ。夏は足首が見えてるくらいが涼しそうだしスッキリして見えるから好き。シンプルだからこそ着る人によって見た目も違うし差が出やすい。それこそジーンズの色から形までよく見えるから、自分の体型とスタイルにあったものを穿いてたらかっこいい」

Today’s Youth/学生(17歳・女)/好きなブランド: 無し、古着屋/ジーンズ頻度: 週2

ファッションを楽しむのに年齢は関係ありませんが、年齢に合わせたファッションは大切です。 若さや時代にのまれることのない、「余裕」が大人のスタイルをでの基本なのかもしれません。

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