大人のワンタックスリムフィットジーンズといえば、横須賀ジーンズ商会。
まだまだ勢いのある働き盛りの50歳を過ぎた横須賀の男が、自分の「欲しい」と「穿ける」を兼ね備えたジーンズを作ることから横須賀ジーンズ商会のストーリーは始まりました。そして日々、更なる「欲しい」と「穿ける」を模索し、追求し続けています。
今の自分が欲しい、着たい、と思うものはなにか?
確実に社会的年齢と経験を重ねた今の自分が、無理することなく着られるスタイルは?
若い頃とは違う”この身体”が、カッコよくお洒落にみえるスタイルは?
こんなことを念頭におきながら、世の中の”期待を裏切る”商品を開発しています!
今回は少し頭の整理も兼ねて、「大人のジーンズ」について考えます。
大人はだまってスリムフィット
以前「大人だからこそ!スリムフィットジーンズのススメ」で力説した通り、大人のジーンズにふさわしいシルエットは断然スリムフィットです。足首にかけてテーパードが効いたスリムフィットのシルエットは、人間の体型に沿ったラインを自然で緩やかなカーブで覆ってくれます。そして全身をエレガントなシルエットに見せてくれるのです。
画像引用:outfitmax.com
スリムフィットに比べて、ストレートは下半身が太く寸胴に見えるため、カジュアルで粗野な印象が強くなります。スキニーは、脚のラインがそっくりそのままシルエットに出てしまうため、体型を選びますし、身体のラインが誇張される分セクシーな印象を与えます。清潔感や品を演出する点でスリムフィットの緩やかで自然なラインにはいずれのシルエットも劣ります。
画像引用:pinterest.com
大人らしい品とゆとりを過不足なく演出してくれるシルエットこそスリムフィットだと思うわけです。
清潔感と適度な遊びゴコロが大人の決め手
経年変化による色落ち、ダメージ、穿きこなれた風合いを楽しめるのもジーンズの醍醐味です。この経年変化であるダメージや色落ちの風合いをどう見せるかは“大人センス”の見せ所かもしれません。
派手に破れていたり穴が空いていたりするとだらしなく見えてしまいがちです。また、濃淡の強い色落ちが目立つとかえって汚らしく見えることもあります。
大人たるもの、日頃から大事なジーンズのお手入れもきちんとしているはず。10年穿いているジーンズでも、昨日買ったジーンズと同様に、清潔に穿きこなせるのも大人なのでは?と思うのです。
お手入れもさることながら、デニムの素材選びも重要なポイントです。王道のセルビッチデニム、様々なカラーバリエーションが展開されているストレッチデニム、薄手で柔らかい風合いのソフトデニム。
中でも、濃い色がお好みであれば穿き心地や肌触りの良いストレッチデニムが、薄い色味がお好みであれば春から夏にかけて柔軟で快適なソフトデニムがオススメです。上述のスリムフィットのシルエットと掛け合わせれば更にエレガントな着こなしを楽しめるはずです。
大人がジーンズを着こなすという事
労働者の作業着として生まれたジーンズですが、今や老いも若きも、肉体労働者もセレブレティも、だれもかれもがあちこちで穿いています。ジーンズは、時代に左右されない普遍的なデザインと強固なデニムという素材の魅力により、人種、体型、ジェンダー、職業問わず受け入れられ、世界中で愛されるファッションアイテムになりました。そんな誰もかれもが着ているからこそ、選び方、着こなし方で見え方が変わります。
社会性ある、清潔感。
経験を経て得る、品の良さ。
誰のまねでもなく、自信に満ちていて、ゆとりがあること。
大人のジーンズを考えることは、つまり、「大人とは?」という大きな問そのものを考えることなのかもしれません。
横須賀ジーンズ商会の作るYokosuka Jeansは、大人のジーンズである条件を自ずと満たすワンタックスリムフィットジーンズです。より多くの大人の皆さんに“つべこべ言わず”に穿いて欲しいジーンズなのです。