大型連休明けのマニックマンデー。
遊び疲れの方にも、すでに週末を待ちわびている方にも、はたまた月曜日が大好きな奇跡的な方にも、”おいおい、連休など存在していないけど、なにか?”という方のためにも、今回は、からだとこころに作用する、あまいモノのはなしをしたいとおもいます。
先日、親しくしている友人宅で夕食をしたときのこと。
1歳半になる友人の娘ちゃんが、デザートに、人生初のジェラートをたべさせてもらい、そのあまさと冷たさと、口の中でとける、なんともいえぬトロ~ンとした食感にそれはもう、夢中になっておられました。
あっというまに、1歳半のこどもには十分な量をたいらげ、もちろん、おかわりのおねだりです。
そう、「シュガーハイ」ということばがピッタリはまる、たのしくておいしくて”もっとたべたーい”と興奮している様子。
それをみていた周りの大人たちまで、その、うれしたのしおいしい様子に興奮したくらいです。
この娘ちゃん、ママが日頃から食べ物には気をつかっているおかげで、野菜や果物も旬の一番おいしいものをよろこんでたべているし、素材の味を大事にするための、うすい味付けもお好みで、納豆だって、味付けなしでもパクパクたべられるくらいです。
そのせいなのか、ジェラートへの反応が大きかった。
いつもは見慣れない、娘ちゃんの爛々とした様子がとても印象的でした。
「シュガーハイ」とはよく言ったもので、砂糖を摂取することで興奮状態になってしまうことをいいます。
欧米では、特に子育てにたずさわる人々の間で、一般的に使われています。
後日、すこし気になって調べてみると、この糖分による覚醒作用を表現した「シュガーハイ」、ところがどっこい、幻想であるらしいのです。
むしろ糖分には鎮静作用、ストレス解消作用がある、という研究結果もあるくらいです。
では、なにがあんなに興奮させているのか?
答えは、、糖分摂取によって上がった血糖値のしわざです。
もしそれが、空腹時の糖分摂取なら、なおさらです。
下がっていた血糖値が、糖分摂取で急激に上昇し、一時的にハイテンションになってしまうわけです。
そう、あまい糖分がココで問題視されがちなのですが、問題にすべきは、血糖値の急激な上昇。
それこそが”ハイ”の原因なのです。
あのジェラートをたべて「シュガーハイ」になった友人の娘ちゃん、思い返してみたら、夕食をいつもよりたべられていなかったかもしれません。
お腹いっぱいになっていないところで、あまくてとろけるジェラートによる血糖値上昇攻撃で、テンションも上昇したのだな、とすこし腑におちました。
砂糖やあまいものは、ことあるごとに”わるもの”にされがちです。
でも、脳をリラックスさせるためには、糖分が必要不可欠だそうです。
なぜなら、精神を安定させる役割を果たす、神経伝達物質セロトニンは、肉や卵、ミルクなどに含まれるアミノ酸から作られており、そのアミノ酸を脳内に運ぶには、ブドウ糖が必要になるのです。
いいかえれば、肉だけ食べても糖分を摂取しない限り、脳はリラックスできない、ということです。
そして、食後に甘いデザートをたべると、ほっこりリラックスできるのは、科学的に根拠のあることだ、ということでもあるのです。
だからといって、糖分の摂りすぎは厳禁です。
これはなにごとにおいてもそう。
たべすぎ、のみすぎ、働きすぎ、働かなさすぎ、寝すぎ、寝なさすぎ、やりすぎ、やらなすぎ、いいすぎ、いわなすぎ。。。
健全で健康な、からだとこころのためには、なにごとにおいても、バランスよく、が肝心です。
リラックスと覚醒にかかわる糖分摂取と血糖値の関係を調べていたら、その先の、糖分にかかわる疲労と疲労回復の関係性、さらに、疲れた時の理想的な食事のしかたがわかってきました。
またそれは、ときをあらためてここでとりあげていきたいと思います。
横須賀ジーンズ商会は、横須賀発ジーンズブランドとして、ゆとりとリラックス気分を感じられる、ストレスフリーなジーンズを追求しています。
まだまだ現役、日々忙しく働く方々、身近にいる愛するひとはもちろん、そろそろ自分の健康についても気にかけはじめた方々に、親しまれ信頼されるブランドになるためにも、横須賀やジーンズ、ファッションに関わることはもちろん、健康や、関心のある出来事など、あらゆる情報を発信してきたいと思っています。
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